背中にできたニキビは触らないように気をつけていても、就寝時の寝返りなどで刺激され跡が残る場合があります。
どうしてもできてしまった背中のニキビの跡を消すには、ビタミンを食物やサプリメントから摂って治しましょう。
特におすすめのビタミンは、ビタミンBとビタミンCです。
ビタミンBは新陳代謝を促進して、肌のターンオーバーを加速させる作用があります。
ターンオーバーを繰り返すことできれいな肌になります。
また、ビタミンCはコラーゲンの生成の促進をする作用があるので、より一層肌をきれいにしてくれます。
もし肌が黒ずんでしまった場合は、ビタミンEも摂りましょう。
メラニン色素を抑制する作用があるので、美白につながります。
これらのビタミンは背中だけでなく、顔などにできたニキビにも効果があります。
ニキビができた場合に覚えておくと良いでしょう。
背中ニキビは自分では見ることができないため、つい治療を後回しにしてしまいがちです。
しかし背中は意外に見られているので、気を抜かず綺麗にする必要があります。
背中ニキビ治療では、十分な睡眠をとることも重要です。背中にできてしまったニキビを治療するには、
化粧水や外用薬でケアすることも大切ですが、体そのものが持っている修復力を
アップさせる必要があるからです。
炎症を起こしてダメージを受けた肌を修復し、新陳代謝を促して新しい細胞を生成、
古い細胞を排出するためには、成長ホルモンが欠かせません。
この成長ホルモンが最も多く分泌されるのが眠っている間なのです。
成長ホルモンの分泌は、入眠後3~4時間後に最も多くなります。
ここで重要になるのが、このタイミングでしっかりと熟睡に入っておくこと。
つまり単に眠る時間を長くするだけではなく、質の良い睡眠を取ることが大切なのです。
睡眠の質を上げる方法を、眠る前に取るよう習慣づけましょう。
まず入浴は眠る1時間ほど前に済ませておくようにします。
人間は体温が下がると眠くなるという性質を持っています。入浴すると体温が上がりますが、
その後1時間ほどすると体温が下がります。
そのタイミングで眠るようにすることで、寝つきを良くすることができるのです。
寝る30分くらい前に温かい飲み物を飲むのも効果的です。体が温まることで血流がよくなり、
リラックスできますし、ここでも上がった体温が下がることで眠りに入りやすくなります。
このとき、コーヒーなどのカフェインが入ったものを飲むと目が冴えてしまうので、
白湯や生姜湯、ホットミルクなどを選ぶようにしましょう。
眠りの質を下げてしまう行動もあります。やってしまいがちなのが、
眠る直前までスマホやパソコンを触ってしまうこと。
発するブルーライトが脳を刺激し、睡眠ホルモンの分泌を妨げます。
できれば眠る2時間前くらいには手元から離し、枕元にも置かないようにするのがおすすめです。
眠りの質を上げて、効果的な背中ニキビ治療を行っていきましょう。